第38話 勤め人は役に立つ人間として、熾烈な競争と窮屈を強いられる

 

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前回は

第37話 役に立つ人間と意味のある人間

というテーマで

 

『役に立つ人間として生存し続けるためには

競争が激しく、窮屈を強いられる。』

 

という話をした。

 

今回はそれの続き

 

では本編へ

 

自分で城を建てて、塀で囲む

 

ビジネスでは

「相手と同じ土俵で戦って、少しでも爪痕を残す」という戦略よりも

「自分でオリジナルの土俵を作って勝つ」という戦略の方が勝ちやすい。

 

戦に勝ちたいのなら、くれぐれも戦をせずに

自分で城を建て周りを高い塀で囲み、相手には城に侵入させないようにする

 

同じ城の中で戦ってはいけないということだ。

 

これはビジネスの勝ち方に限った話ではなく、個人で勝つための戦略としても使える。

 

勤め人は役に立つ人間として、熾烈な競争と窮屈を強いられる

 

まず個人で勝つのが厳しいルートの話から

 

勤め人として企業で働くということは、土俵がすでに用意されているので

「自分でオリジナルの土俵を作って勝つ」という戦略が使えないので、

 

「相手と同じ土俵で戦って、少しでも爪痕を残す」という不利な戦略をとらざるをえない。

 

この場合の相手とは会社の同僚たちだ。

 

で、少しでも爪痕を残すにはどうしたらいいかというと

 

会社にとって、

誰よりも役に立つ存在になればいい。

 

しかしこれが本当に勤め人で勝つことが厳しい理由

 

昨日話した通り

 

役に立つ人間として生存し続けるためには

熾烈な競争と窮屈を強いられる。

 

勤め人でいる限り基本的には

いかに上の言うことを忠実に聞けるかどうかとか、いかに会社にとって役に立つ人間でいれるかどうかが問われる。

 

 

なので勤め人は

・自分で土俵をつくれない

・役に立つ人間であり続けなくてはいけない

 

という理由で、個人で勝つための戦略としても大変厳しい方法となるのだ。

 

 

では次に

「相手と同じ土俵で戦って、少しでも爪痕を残す」という勤め人的な戦略ではなく

 

役に立つ人間になることをやめて

「自分でオリジナルの土俵を作って勝つ」という戦略のとり方を話していく。

 

それはまた明日。

では。