このブログでは
お金持ちになる方法ではなく、時間持ちになる方法を発信している。
時間がない状態で考えるやりたいことと
時間がある状態で考えるやりたいことは
全く違う場合が多いと思う。
時間があればあるほどやれることの選択肢が増えるから、
まずは
少ない給料でも生活できるよう
固定費ガッツり下げて、慎ましい生活を受け入れて
あまり勤め人としての労働を定時過ぎとかまで
頑張り過ぎずに
時間を積極的に作っていくようにしたほうが
勤め人卒業の道のルートとしてはいいだろう。
では本編へ
「節約」が自己実現につながる理由
前回第30話で、「節約」は最強であり
「節約」は
「誰でも今日からすぐに始められて、努力すれば必ず効果がある」という最強の特徴がある。という話をした。
さて、実はこれと全く同じ効用のものがある。それは「筋トレ」だ。
人々(とりわけ男)が筋トレに夢中になるのは「筋肉があったほうがかっこいい」とか、「太っているのは意志力が欠如している証拠」といった現代社会に特有の価値観が背景にあるわけだけど、
それが筋肉教みたいな一種のカルト宗教のようなレベルにまで発展したのは、
筋肉を増やしていくだけという一見些細なことが「自己実現」に直結しているからである。
経験者ならわかると思うが、筋トレの本質は2つの要素の対立にある。
①努力は必ず報われる(継続すれば必ず筋肉がついていく)
②しばしば誘惑に負けてしまう(筋トレをサボる、ハイカロリーなものが食べたくなる)
そして自分たちが、無意識のうちにこれを「善と悪」の対立とみなしているから、
サボりたいなどの誘惑に勝って、ベンチプレスのMAXが上がったりすると
強烈な達成感と幸福感が得られる理由なのだ。
つまり、
「節約」も「筋トレ」と同様に、その成果を正確に数字で表すことができ、努力すれば必ずお金は貯まる。
たいていの場合ちょっとした欲望に負けて散財、努力は水の泡に帰してしまうが、
また節約始めてを繰り返し「自己実現」できるのだ。
ではまた明日。