経営者はあの手のこの手をつかって罠をしかけ、自発的に労働、サービス残業させるように仕向けるから
気をつけろという話は第26話でした。
これについてなんだけど
誤解をしないでほしい部分があるので
ブラック労働について最後のまとめとしてはなしておきたい。
今回話のテーマは大きく分けて三つ
・仕事の手を抜けというわけではない
・定時で上がるのが必ずしもいいとは限らない
・サービス残業でもなんでもしとけってタイミングがある
では本編へ
仕事の手を抜けというわけではない
今まで散々、気力・体力・精神力を残して
勤め人の放課後をつかって
オリジナルの商品づくりしろと言ってきたが
気力・体力・精神力の残し方を
勤務時間中も手を抜けと言ってることと勘違いしている人がいたら訂正してほしい
僕自身の主張としては
勤務時間中は全力で仕事をするべき。
手を抜くことで体力を温存するのではなく
仕事の熟練度をあげ、少ない労力で高いパフォーマンスをだせるようにするべきだと考えている。
仕事の熟練度をあげるというのが凄く大事で
もし勤務時間中も手を抜いて、まともに仕事しなかったら
勤め人を卒業して、自分のビジネスをもってからも
結局中途半端にしか仕事ができなくて、上手くいかないということになりかねない。
熟練度が上がり早いスピードで仕事を終わらせれるようになれば、
「仕事終わったから早めに返してくれ」これが通用する会社もあるみたいだ。
定時であがるのが必ずしもいいとは限らない
僕は定時で上がることが必ずしもいいとは思っていない。
まず、
すでに自分のオリジナルの商品の構想があって、
あとは資産蓄積するだけという場合。
しっかりと残業代が支払われる会社であれば、喜んで残業をしてもいいだろう。
それと、自分のためスキルがあがったりするような仕事で残業代が支払われるなら、それもやったほうがいい。
実際、残業しても
勤め人の放課後の時間が2時間くらい確保できるのならば、割と勉強したり、自分の商品作ったりすることができ、
次のステップの準備ができる。
サービス残業でもなんでもしとけってタイミング
意味のない時間とか、全く身にならなかったり、自分の資産にならないような労働に対しての
サービス残業はしてはいけない。
時間の無駄である。
しかし、実は
サービス残業というか、お金いらないからって働かせてくれって言ってもいい場合もある。
それはどんな場合かというと
働くことで
将来自分でやろうと考えているビジネスモデルをそのまま学べる場合だ。
大きい企業とかだとそのようなパターンはほとんどないが
少人数ベンチャーなどではよくある話で。
ビジネスモデルを1から10まで学べるような企業にせっかく就職したのなら、
「お金いらないんでどんどん仕事ください」って上司に伝えて、本当に給料とか関係なく働きまくるべきだと考えている。
ベンチャーとかの経営者って意外と度量が広いので、そういう頑張る若者がいると応援したくなるし、いざ独立っていうときにも背中を押してくれたりする。
以上、ブラック労働についてはこんな感じ。
基本的にはブラック労働はうまいこと回避して、自分の時間をつくり、自分のオリジナルの商品を作る時間に当てる。
けど、特殊なケースでブラック労働をするべき時もあるってことで
ではまた明日。