第25話 勤め人が2倍働いても2倍の給料がもらえない仕組み

 

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このBLOGは「勤め人が嫌になるブログ」ということでお送りしている。

 

これを書いてるのは2019年7月25日だけど、最近参議院通常選挙があった。

 

一応言っとくと

「選挙は行った方がいいよ」

 

世の中に垂れ流されてる情報が

「このままでは老後金足りなくなってやばい」とか

「ロボットに仕事が奪われる」とか

「経済格差はますます広がっていく」とか

散々危機感を煽ってくるけど

 

まあ、僕もこのブログでは心を鬼にしてそれなりに

勤め人を煽ったりしてるけど

 

実際、勤め人のままでも大丈夫

絶対死ぬようなことはないから。

 

というのも

民主主義って言うのは多数決でルールが決まるのて、

世の中の大多数を占める中間層、勤め人にちゃんと居心地よくルールが決まるようにどうせなってるから。

 

だから、一応ちゃんと選挙は行っておこう。

 

それでも、勤め人のままでは終わりたくない

もー少し生活に余裕を持っていきたいって考えてる人は

 

ぜひ続き読んで欲しい。

 

 

では本編へ

 

勤め人が2倍働いても2倍の給料がもらえない仕組み

 

前回はイギリス産業革命からのブラック労働の成り立ちについて話をした。

 

そこで、途中の文書

 

労働者は働けば働くほど給料が貰えるか、2倍働けば2倍給料が貰えるのか

もちろん

そうはならない。

 

という話をした。

 

この部分について今回はもう少し詳しく話をしていこう。

 

 

アルバイトなどの時給労働者以外を除いて

勤め人と言う身分は働けば、働いた分給料をもらえるのかというとそうはならない。

 

それはこのブログで何回も言っていることだが

勤め人の給料とは

「労働力再生産にかかる経費」だからである。

 

もし給料の正体が対価であるというならば、2倍働けば2倍給料をもらえないとおかしな話になる。

 

このなんとも不合理な仕組みは

労働力再生産にかかる経費で説明すれば答えがでるわけだが、

 

その仕組みはどーいうことかというと

 

ポイントは

2倍働いたら、2倍ご飯を食べるかだ。

 

もちろん絶対食べないのだ

いくら働いても一日3食たべれば足りる。

 

じゃあ2倍働いたら、2倍家賃の高い場所に住まないと体が回復しないか

 

そんなことはない。

 

屋根があって、ベッドで寝るところがあればとりあえず回復するこができるのだ。

 

 と言うことで

 

いくら勤め人を働かせたとしても

"また次の日元気に会社に来てもらうためにかかるお金"

労働力再生産にかかる経費は大して変わらないのだ。

 

経営者からすれば

労働者には最低限、また元気に会社に来てもらえればいいのだ。

 

なので

 

「勤め人は働いた分給料がもら得ると言うことではない」ということになる。

 

では、また明日。